2015年12月12日

研ぎ澄まされた黄金のスープ(塩)

自分、素人なので首を突っ込むこともできない談義なんですけど、芸術性って奴はいったいどこにいてどんな奴なんだかって話、最近多いですよね。

芸術性について、私もこのネットの片隅で囁いてもいいですか?



羽生さん演技から感じる芸術性を、私らしく表現するとしたら、「研ぎ澄まされた雑味のないラーメンのスープ」。たぶん塩ラーメンです。
厳選に厳選を重ね、雑味を取り去りうま味を抽出した塩を使用し、丁寧に丁寧に灰汁を取り、余計な物は入れず、じっくり手をかけて、ひと時も鍋から離れずに神経を研ぎ澄まして出来上がったスープには少しの濁りもなく、鍋の底まで見えるほど透き通った黄金色。
これが羽生さんの演技から受ける芸術性の印象です。


おわかりいただけたでしょうか。(ツッコミさん急募・パート可)


どういうところに黄金のスープを感じるかというと、演技の隅々から感じるのですが、一番の私のフェチどころがジャンプです。
あの、跳び上がりから回転を始める時の軸の美しさ、ジャンプ中のほぼまっすぐな足、軸の角度は着氷までそのまま変わらず(いや、ときどきプル降りするけど(;^ω^))、着氷後のすいーーと力が流れる感じ。
それは技術力から生まれる美しさ。技術が産んだ芸術性。
しかも、音ハメを着氷に合わせてくるという、ジャンプ職人っぷり。

羽生さんは職人気質ですよね。
出来上がりに妥協しない。0.1ミリ以下の単位にこだわる旋盤職人のよう。

スピンもポジションの美しさに機械美を感じます。
キャメルの足の角度にはいつもうっとりします。

スクリーンショット (471).jpg

ほんとーーーにまっすぐ。氷とマジ平行。体から足まで一直線。体に分度器や水平器がついてるんじゃないかないかと思うほどです。

かといって、彼の全てが機械的かというと、ぜんぜん違って、しなやかで躍動的。
演技中のどのシーンを写真で切り取っても、からだ全体のバランスがとれていて美しい。


そういうことに私はとても美しさや芸術性を感じるのです。

これは語りたいことのほんの一部ですが。



芸術性問題ってこういう語り口であってますでしょうか?まずそれが不安www

posted by バーバ母 at 21:22| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
佐野みのるさんの塩ラーメンですね!
九州生まれの豚骨派なので 塩ラーメン滅多に食べないんですけどね。
佐野さんの塩ラーメンは美味しかった。
『さのみのる』大先輩と同じ名前!!!Σ(・ω・ノ)ノ

うーむ「ツッコミパート急募」にボケで応募に来てしまった・・・。


でも言いたいことは十分に伝わっていますよw
バラ1は私には滑った後に楽譜が描かれていってるように私には見えまする。
美しい・・・の一言。

「SEIMEI」は まだ完成形になっていない気がしますが公式練習での腕の使い方を見てちょっと期待。「気」が入ってる感じがしたのですよね〜
安陪晴明というと夢枕獏氏のしか思い浮かばない貧困な知識しか無いのですが 天野喜孝氏のイメージでお願いしたいですなぁ。
美しいスケートが好みなので羽生さん ガンバです!
Posted by らん at 2015年12月13日 03:59
激しく同意です!
宝石できらびやかに飾った刀剣でなく、研ぎ澄まされた日本刀のような美しさだと僭越ながら、捉えておりまする。
Posted by はじめまして at 2015年12月13日 08:46
あ〜、いろいろ疲れたけど幸せでした〜。本当によかったぁ!

芸術性とは・・・バーバ母さんの表現わかります。私も透明感とか、シンプルとか、まっすぐとか、そんなイメージです。
よく言われる「省エネ」もその美につながると思います。

すべての演技に体の柔らかさが味方して、よけい美しく感じます。
ソチの時、外国の方から「タコ人間」と言われてたのもうれしかったです。

でも、演技以外でも芸術性を感じるところがあります。

キスクラで泣いてた時、プーさんの頭に顔を伏せてて、チャンピオンがプーの頭で泣いてるって・・・
世界中に発信されるすばらしい画・・・プーさんの涙も見えるようでした(/_;)

私も今度泣く時があったら、うちのニャンコの頭で泣こうかなって思った。って、小さすぎるわっ!!



Posted by しっぽ at 2015年12月13日 21:09
「研ぎ澄まされた黄金のスープ」

って、タイトルを見たとき、「おいしい関係」ってコミックの中に書かれたコンソメのイメージが フワッて沸いてきたのだけど、うんうん、塩ラーメンですか〜
 和を極め抜いた、至福の芸術ですね。

私が感じる羽生さんの芸術性っていうのは
「存在が空気を切り裂いていく」って感じ。

「SEIMEI」を見たときには、
「彼の滑った動線が、白く発光している!」と心が叫んでいました。
これは昔読んだ夢枕獏氏の「陰陽師」の中のフレーズでした。

 バラ1もSEIMEIも
音楽に合わせて滑っているのではなく、彼の一つ一つの動きに♪が紡ぎ出されていくようでしたね☆
Posted by ゆんぼ at 2015年12月13日 22:30
「究極のスープ」ですね!

あらゆる食材から最高のものを選りすぐり、細心の注意をはらって作られる・・・
まさにそんな感じ。
山岡士郎もまっ青(わかります?)

ひとくち味わって、「主を呼べい!」
「このスープのどこがレベル3なのか、説明願いたい。」
とか海原雄山が出てくるんですね(わかります?)

こんな美味しいもの飲ませてもらって、フィギュア見ててよかったなぁってしみじみ感じてます。
Posted by ふーた at 2015年12月15日 14:24
>みなさま
コメントありがとうございます。
最近仕事で力尽きてて、独り言は言えるんですが、相手のある言葉のやり取りは1日の仕事で燃え尽きてしまうので、ここでうまくお返事できなくて申し訳ないです。
みなさんのコメントがとっても愛が溢れたもので、やっぱ羽生さんすごいなぁと思う次第です。
山岡海原親子も舌を巻くほどの羽生さんの演技、これからさらに磨かれていくんでしょうね。
Posted by バーバ母 at 2015年12月18日 01:25
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